トーリセル®について

トーリセル®による治療にあたって

監修:順天堂大学大学院 医学研究科 泌尿器外科学 教授 堀江 重郎 先生

対象となる患者さん

トーリセル®は、「腎細胞がん」の患者さんを対象に使われます。腎細胞がんの患者さんのなかで、根治のための手術ができない患者さん、がんが腎臓から身体のほかの場所にも広がっている患者さんがトーリセル®による治療を受けることになります。

トーリセル®による治療を受けることができない患者さん

次のような患者さんは、トーリセル®による治療を受けることができません。

  • □ トーリセル®に含まれる成分に対して重度の過敏症を起こしたことがある患者さん
  • □ 妊娠している、あるいは妊娠している可能性のある患者さん

参考:腎細胞がんについて

腎臓にできるがんには、腎臓で作られる尿の通り道にできるがん(腎盂・尿管がん)と腎臓の本体にできるがん(腎細胞がん)などがあります。トーリセル®による治療の対象となる腎細胞がんは、成人の腎臓にできるがんのうち、最も多く認められています。また、50歳代後半以降に増加し、女性よりも男性に多くみられる傾向があります。

★腎細胞がん:RCC(Renal Cell Carcinoma)
「国立がん研究センターがん情報サービス」(腎細胞がん)より引用

トーリセル®による治療を慎重に行わなければいけない患者さん

医師イラスト

トーリセル®による治療を安全に行うために、治療について慎重に検討しなければならない患者さんがいます。治療前には画像検査や血液検査などを行い、治療が安全に行えるかどうかを確認しますが、次のようなことに心当たりがありましたら、医師などの医療スタッフに伝えてください。

  • 間質性肺疾患という肺の病気にかかっている、あるいはその病気にかかっていることが疑われる患者さん
  • □ 肝臓の機能に障害がある患者さん
  • □ 感染症にかかっている患者さん
  • □ 肝炎ウイルスや結核などにかかったことがある患者さん
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